2019年スタート
皆さん、2019年もスタートしいかがお過ごしでしょうか。
この1年も皆様にとって素敵な1年となりますようにお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
お正月のお休みも終わり、ふとカレンダー?を見てみるともうすでに
大寒を過ぎてしまいました。
「節分」もまもなくです。
節分とは、本来1年に4回立春・立夏・立秋・立冬の前日にあった
ものでした。
昔の日本では、春は1年の始まりとされ特に大切にされていた為、
次第に節分といえば春の節分のみを指すようになっていったようです。
皆さんは、節分の豆撒きと聞いて連想するものは何でしょうか?
「鬼」と「豆」は外せないのではないでしょうか?
今年1回目のブログは、節分でも豆でもなく「鬼のパンツ」にのみ視点を
向けてみました。
鬼といえば、虎縞のパンツを履いていることが多くありませんか?
昔読んだ「桃太郎」や「泣いた赤鬼」、漫画の世界でも「うる星やつら」のラムちゃん。
だいたい角を生やして虎縞の衣装をつけていました。
実は、日本の鬼の姿は風水などで言われる「鬼門」に由来するそうです。
藤原京の時代に中国から「追儺」(つない)又は「鬼儺」(おにやらい)という
厄払いの儀式が伝わり、陰陽五行に基づいて宮中の年中行事として
行われていたそうです。
陰陽五行では、鬼の出入りする方角は北東であり、つまり鬼門とされていたのです。
昔は子(ね)を北として十二支を時計回りに配置していたので、鬼門である北東は丑と寅の間ということになり「鬼門=北東=丑寅」の方角となるわけです。
つまり、鬼の頭(角)は牛で虎縞のパンツは虎を表しているということです。
こんな由来があったことを知ってからもう一度、童話などを読み返してみるとおもしろいかもしれませんね。
2月3日の夜には、あちらこちらのご家庭で「鬼は外~福は内~」と聞こえてくることでしょう。
豆撒きを終えたら福豆をいただきましょう。
1年間病気をせずに健康で過ごせますように・・・。